オープンブック・マネジメント
『全員経営』一人ひとりが、単に与えられた仕事をこなすだけなく、自分の判断で行動し、その責任を取りたいと思っていたら、、、。そして、どのように行動すればうまくいくのかをよく知っていたら、、、。
オープンブック・マネジメントとは、『全員経営』を実現する企業経営に対する全く新しいアプローチです。
以下のポイントを実践することで、全員経営における情報の非対称性を解消し、組織全体のパフォーマンスを向上させることができます。
1.透明性の確保
全員が同じ情報にアクセスできるようにすることで、意思決定の質が向上し、組織全体
のパフォーマンスが向上します。例えば、売上や利益、KPIなどの重要な指標を全員が
共有することが重要です。
2.コミュニケーションの促進
情報の非対称性を解消するためには、組織内でのコミュニケーションを活発にすること
が必要です。
定期的なミーティングや情報共有の場を設けることで、情報の透明性を高めることがで
きます。
3.デジタルツールの活用
デジタルツールを活用して情報をリアルタイムで共有することが効果的です。
例えば、経営ダッシュボードやBIツールを導入することで、全員が同じ情報をタイムリ
ーに確認できるようになります。
4.教育とトレーニング
仲間全員が情報を正しく理解し、活用できるようにするための教育とトレーニングが重
要です。これにより、情報の非対称性を減少させ、組織全体の知識レベルを向上させる
ことができます。
第1原則
情報共有
会社で起きていることを全従業員が知っているか
第2原則
ビジネス・リテラシー研修
従業員が財務情報を理解できるように研修する
※リテラシー:ある分野に関する知識やそれを活用する能力のこと
第3原則
エンパワーメント
財務を理解させることで本当のエンパワーメントが実現する
※エンパワーメント:個人やチームがもともと持っている能力を十分に引き出せる環境を整えていくこと
第4原則
成功報酬
会社の業績と従業員の利害は一致していなければならない
